ピアノ伴奏は損な仕事です。これは母親業に似ていますね。食事を用意する、洗濯をする、ことは母親業はうまく機能していることになりますが、世話になってる小中学生は「私は幸せだ、感謝している」とは思わないのです。食事が出てこない時に、あれ?どうしたのかな?となるわけ。伴奏も、弾けて当然で、伴奏してもらう側は何とも思わず、失敗、破綻した時にだけ、あれ、大丈夫か?となるわけです。